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右谷山（山口県）
・寂地山のとなりに位置し、県下第２の高峰（1234m）。寂地山ほど有名でもなく静かな登山ができ、４月下旬から５月上旬にはカタクリが咲く。そして何といってもすばらしいのは登山道が寂地峡に沿っていること。五竜の滝や木馬トンネルがよく知られているが、その上流も実にきれいである。
・「寂地山」、「（吉和）冠山」はそれぞれ別に掲載している。
①寂地峡・右谷山・浦石峡縦走
（アクセス）
・99年10月10日。六日市インターを出た所の信号を右に、次の信号も右にとると深谷経由寂地峡の道。深谷大橋は深谷峡にかかる非常に高い橋で、下をのぞくには勇気がいる。橋を渡って少しの所が「向峠」で、小五郎山の登山口がある。その後、国道434号線に合流し、まもなく「寂地峡」の看板があるところで左折するとすぐに寂地峡駐車場。トイレや売店、キャンプ場があり、祝日ということもあって、車はけっこう多かった。
（登山）
◆駐車場出発10時10分。キャンプ場を抜け、左の寂地峡の名物「五竜の滝」へ向かう（そのまままっすぐ自動車道を進めば、犬戻峡を経て寂地山へ）。5つの滝は何度見てもすばらしい。「五竜の滝」の急坂を登りきると両側に「木馬道トンネル」。右のトンネルを（頭を打たないように）注意して通る。
◆トンネル後はきれいな寂地峡に沿って少しずつ登っていく。多少のアップダウンはあるが、ほとんど疲れることなく景色を楽しみながらのんびり歩くことができる。気分は最高！なだらかな道を詰めるとタイコ谷の分岐11時20分。ここから登りがきつくなるが、道は整備され歩きやすい道である。主稜線の鞍部「ミノコシ峠」に12時05分（右に行けば寂地山）。左にとり、稜線を少しずつ登っていく。稜線らしい歩きやすい道である。そして頂上に12時30分着。頂上は、木の間からの展望しかない。
◆下山開始13時20分。浦石峡へむかう道に稜線を下っていく。歩くのが楽しくなるような優しい稜線ですある。10分ほど下ったところにベンチがあり、そこからは小五郎山、羅漢山、安蔵寺山などの山並みが見える。浦石峡への分岐（藪が峠）に13時50分。そこを左折し下っていく。右に見える「浦石峡」は、大きな花崗岩の上を水が流れている様子が見所で、「木目の滝」もなかなか迫力がある。歩道から車道に出たのが14時30分。車道を下り、宇佐神社を過ぎ、駐車場に15時20分。
②寂地峡・右谷山・浦石峡縦走
◆同年11月21日、前回と同じコース。今回は前職場の同僚、現職場の同僚とその友人、子ども2人で計7人。
◆駐車場10時10分発。やはり11月の終わり、寒さがこたえた。特に稜線に出てみると風がとても冷たく道にはもう霜柱。紅葉もとっくに終わり、くすんだ色をしていた。体調がすぐれない人もいたのでそれに併せて前回よりはやや時間がかかって12時40分に頂上。食事中も寒い！しかし、寒くてもビールはうまい！
◆頂上発13時40分。10分後のベンチがあるところからの展望はやはり絶景。落ち葉を踏みしめての山歩きも楽しい。浦石峡を通り、駐車場到着15時40分。帰りは錦川沿いに帰った。
③寂地峡・右谷山・浦石峡縦走「カタクリに会えた！」
（アクセス）
・2006年5月4日。錦川沿いに国道187号線を北上。錦町の「道の駅ピュアラインニシキ」を過ぎてすぐ右折（国道434号）する。約20分で寂地狭の駐車場。臨時駐車場もあり、すでにかなりの車の数。トイレや売店（ビールも）あり。当初は4月22日に計画していたが雨で中止に。再登山の話しが出て、急遽職場の同僚10名だけで登った。ここ数年カタクリの咲く時期が早くなってきていたが、今年は桜の開花も１週間程度遅い状況で、結果的にカタクリの開花にはぴったりの時期に登ることになった。
（登山）
◆駐車場を8時50分発。「五竜の滝」から「ミノコシ峠」経由で頂上へ（前々回登山参照）。ミヤマカタバミやネコノメソウがいっぱい咲いていた。汗びっしょりでようやくミノコシ峠に着くと、辺りにはいっぱいのカタクリの花。感動した！左折し、頂上目指して登っていく尾根にもいっぱい咲いていた。頂上に11時20分着。
◆寂地山ほどではないが、10人程度の登山者が食事をとっていた。木の間越しに多少の展望。
◆頂上発12時15分。頂上から500m位まで両側の笹の間にカタクリの花がいっぱい咲いていた。やはりベンチがある所からの展望はすばらしい。尾根の杉林の中にショウジョウバカマの群落も発見した。藪ガ峠で尾根を離れて左折。浦石狭の林道に出て舗装道を下り、駐車場に14時10分着。
◆深谷狭温泉で汗を流した。大人500円。
   
（寂地峡駐車場） （カタクリ） （頂上） （深谷狭温泉）
◆登山道でみかけた花。
    
（エンレイソウ） （ショウジョウバカマ） （ネコノメソウ） （ミヤマカタバミ） （ヤマエンコグサ）
④寂地峡・右谷山・浦石峡縦走「カタクリに会えた！」
◆2010年4月29日。前回と同じコース。「カタクリの会」13名。
◆寂地峡駐車場8時30分。タイコ谷出会9時55分。ミノコシ峠10時45分。右谷山山頂11時18分。山頂発12時20分。駐車場着14時25分。深谷峡温泉で汗を流した。
◆前回の花の他にチャルメラソウがいっぱい咲いていた。
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