大高神山（周南市）

・周南市大道理（向道湖付近）にある。地元の方々によって登山道や頂上付近がよく整美されている。山頂一帯は太平洋戦争時の海軍用地であり軍需設備の跡が数多く残っている。傾斜の少ない歩きやすい道が楽しい。「おおたかがみやま」。647m。

（アクセス）

・周南市街地の国道2号線「三田川交差点」から国道315号線を鹿野方面に北上する。約14km先にある二つの向道トンネルを出た所ですぐ左折して県道3号線に入る。0.8km先の峠を越えた所に登山口の看板がある。
・登山口付近に数台駐車できる。すぐ先の県道横にも数台駐車できる。　

（県道3号線へ）　　　　　　（登山口看板）

（登山）

◆2020年12月20日。10時00分出発。車道の横を矢印のように進む。傾斜が少なく落葉が積もった広い道が気持ちよい。数分後の分岐は左右どちらでも合流するが「100歩ぐらいの回り道。すべらない。」と表示があった右に進んだ。

◆合流後にプロパンガスの一部が鐘のようぶら下がっていて「カンカンカン。熊さん登るよ」とあったのでもちろん鳴らした。その後登山路に「半分登った。あと1000mくらい。」との表示板がかかっていた。

　　　（登山口）　　　　　　　　　（右に進んだ）　　　　　　　　（鐘）　　　　　　　　　（半分地点）

◆中間地点からはしばらく傾斜がほとんど無い気持ちの良い登山道が続く。左手に戦争遺跡の「油庫跡」がある辺りからやや急な坂になる。

◆右に「兵舎跡地」を過ごしジグザグの坂を上っていくと急に視界が開け、「砲台指揮所跡」の建物と頂上が現れる。頂上10時50分着。周囲は広く刈り払われており、気持ちのよい空間になっている。東側の山々が眺望できる。機関砲跡の大きな窪みもあった。
◆北に50m進んだ所にある聴音機跡（広い窪みがあるだけ）を見学した後、頂上から南50mの展望台に行った。頂上以上に視界が開け辺り一面草木が刈り払われていた。切り株のベンチや展望図まで設置されていた。

◆尖った四熊ケ岳、法師ケ岳、瀬戸内海の大津島や太華山、コンビナート等見飽きない景色が広がっていた。眺望を楽しみながら昼食にした。なお、他のHPに載っていた「シイタケのほだ木」がいくつかあったが、木が古くてシイタケは見当たらなかった。

（油庫跡）　　　　　　　　　（頂上）　　　　　　（頂上から見る指揮所跡）　　　（南にある展望台）

◆頂上発11時45分。駐車場着12時15分。

（気付き）

・登山口に「防長百名山」と記された古い看板があった。確かに登りやすく頂上からの景色も抜群で登って楽しい山だった。

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