|
嵩山（周防大島）
・周防大島の脊梁をなす山を北から見ると、文殊山(663m)、嘉納山（685m）、それから南に分かれると源明山（625m）、東に分かれると嵩山(618m)と続く。よく整備された縦走路が続いており、景色を楽しみながら気持ちよく歩くことができる。
・最近では「瀬戸内アルプス」とも呼ばれている。縦走路は別項にアップしている。
・嵩山は大島アルプスの東端の山であるが、独立峰のように聳え立っている。「大島富士」「屋代富士」とも呼ばれる。
（アクセス）
・大島大橋を渡り左折し、0.7km先で広域農道（オレンジロード）に入る。1.3km先の分岐は「延命の滝」方面に左折し、ひたすらオレンジロードを15.6km進む。「帯石観音」の表示がある所で右折して県道嵩山久賀港線を登る。300m先で県道を離れ、左下方面に1km下ると帯石観音に着く。なお、その県道は鳥居のある駐車場を経て頂上まで続く。
   
（オレンジロードへ） （分岐を左に） （右折して県道に） （県道を離れ帯石観音へ）
（コース①）帯石観音から
◆2015年5月16日。「帯石観音」駐車場12時42分出発。向かって左の階段を登って行く。建物（トイレあり）の横から左の薄暗い道に入る。看板には「天狗岩へ。古道」とある。
◆自然林の急坂を登ると県道に出る13時01分。正面の梯子を登り再び急坂を登ると右に「天狗岩」13時10分。景色がいいようだがあいにく一面に霧がかかっていた。
   
（帯石観音へ） （建物横から左の古道へ） （県道を横切り梯子へ） （天狗岩）
◆再度急坂を登ると再び県道に出る13時13分。ここからは県道を登る。鳥居に13時21分。ここは広い駐車場になっている。
◆ここから鳥居をくぐり遊歩道で頂上を目指す。「長者の森」と呼ばれいくつかのコースが表示されている。少し平坦な道を進むと右に「岩谷権現」の巨石がある。その後は「頂上→」の案内に従って、けやき坂から見返り坂へと階段を登る。
◆途中にある展望テラス過ぎてさらに登ると頂上（14時00分）に出る。頂上には二階建ての立派な展望台がありランチャー台（パラグライダー用）がある。
   
（再び県道へ） （鳥居から遊歩道へ） （展望台） （三角点）
◆濃霧で展望はさっぱり。頂上発14時10分。県道をひたすら歩いて下山した。少し下った所に駐車場とトイレ。やがて鳥居がある駐車場。くねくね道をさらに下り、途中で県道から離れて右に折れ、「帯石観音」15時05分着。
◆車で県道をそのまま下り（オレンジラインを横断）久賀に出た。帰路「グリーンステイ長浦の潮風呂温泉へ」。大人510円。
（気付き）
・オレンジロードは多少景色がよいもののくねくねした道の連続で疲れる。国道476号線で久賀から帯石観音までの車道（県道）を利用してもよい。周防久賀バス停（トイレあり）に「嵩山→8km」の表示がある。狭い道を（分岐には案内あり）進み、広い道を横断（案内あり）して登るとオレンジロードの分岐に出る。狭い道が嫌なら、国道の総合庁舎前バス停から広い道に入ってもよい。
・竜崎温泉を利用するとよい。竜崎温泉付近から見上げる嵩山は大島富士と言われるだけあって美しい。
（竜崎温泉から見る嵩山）
（コース②）鳥居の駐車場から
（登山①）
◆2017年9月24日。9名。頂上からハンググライダーやパラグライダーがいっぱい飛んでいた。下山後は竜崎温泉で入浴した。大人720円。ここからの嵩山はまさに大島富士。
   
（頂上で） （展望テラス） （ランチャー台） （竜崎温泉）
◆鳥居のある駐車場から岩屋権現を経てその後の分岐は全て左に進んだ。「見晴しの路」を進んだことになる。30分程度進んだ所の分岐からは右上の「見返り坂」のジグザグ階段道を登った。登り切って所で右下からの道（けやき坂）と合流し、すぐ展望テラスに出た。ここからの眺望は最高。その後5分で頂上。ここまでの路は猪などのせいで結構荒れてはいるが、竜崎温泉や島々を時々望むことができる楽しい道である。
（登山②）
◆2022年11月21日。嵩山森林公園長寿の森の散策路は複雑で分かりにくい。いろいろ探してみた結果「防長山野への誘い第1集改訂版」の地図が一番分かりやすい。
◆岩屋権現の先から「けやき坂」の階段を登り「みはらしの道」との合流点までは約20分。このコースに頂上への矢印がある。「みはらしの道」を利用して合流点まで登ると約30分かかった。ただ、途中に絶景が望める所がある。
◆下山後「片添ケ浜・遊湯ランド」で入浴した。大人520円。施設が古く、開館しているか確認が必要。
◆頂上展望台は火気厳禁の張り紙があった。
   
（見晴らしの路からの景色）（見晴らしの路から合流点へ） （合流点） （片添ケ浜・遊湯ランド）
（「防長山野への誘い」第1集改訂版）
山一覧へ
|