大蔵ガ岳（山口県）

・山口市から国道9号線を北上すると、右手に「弟見山」「莇ガ岳」や「高岳山」「野道山」の連山、北方に「十種ガ峰」の先鋒が見える。ちょうどその頃、ずんぐりした豪快な山が左手に見える。ガイドには「徳佐盆地展望の山」とあったが、頂上付近の木々が高く展望はイマイチだった。

（アクセス）
・2005年10月中旬。鹿野ICから国道315号線を北上し、阿東町から国道9号線を山口方面へ。
・阿東町地福の「山田バス停」に「大蔵岳神社」の大きな看板（写真1）があり、それに従って右折。山口線の踏切を過ぎ、突き当たりを右折（標識あり）し、さらに300m進んだ所が宮の原登山口（写真2）。ここにも「大蔵岳神社」の看板。
・今回は、ここから1km先の神社まで車で進み、神社境内（写真3）に駐車した。一応神主さんに駐車を断っておいた。トイレ有り。

　（写真1）山田バス停　　　　（写真2）登山口　　　　　（写真3）神社境内

（登山）
◆神社駐車場9時50分出発。林道からすぐに細い山道に変わる。渓流を左右に移動しながら植林地帯を緩やかに登っていく。大きな岩の間を過ぎるあたりからジグザグの急登が始まる。急登約15分で「権現窟」10時45分。なかなか立派な祠である。
◆権現窟手前から頂上への急坂を登っていくと、やがて周囲には笹が多くなってくる。頂上手前で新しい林道が現れるが、それを横切って進むと曽根からの登山道と交わり、すぐに「大蔵ガ岳」山頂11時00分着。「十種ガ峰」や「青野山」方面の展望は良いが、他は木々の間から山々が少し見える程度。
◆三角点は笹の間をさらに2分進んだ所。ガイドには「背丈以上の笹をかき分けて進む」とあったが、綺麗に笹が刈ってあった。
◆食事後頂上11時35分発。曽根コースへ下る。林道を横切り尾根を下っていく。やがてKRYの鉄塔を最初に4〜5の鉄塔群に出会う。ここからは単調な舗装路を下っていくと「さくら小学校」横に出る（13時00分）。すぐそばに公会堂駐車場があるので、曽根ルートで登るにはここに駐車可能。ここから大蔵ガ岳神社まで約2km歩く。駐車場所に13時35分着。
◆宮の原コースは3km、曽根コースは5km、登山口間は2km。結局今回は10km歩いたことになる。

　　（権現窟）　　　　　　　　（頂上）　　　　　　　　（十種ガ峰）

（気付き）
・ガイドブックには「まむし注意！」とあった。実際に渓流沿いの道で3匹のヘビに出会った。オソロシ〜イ！
・センブリ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、ヨメナ、ミズヒキ、ママコナなどの植物に出会ったh。
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