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風師山・風頭岩峰・矢筈山（福岡県）
・北九州市門司区にあるこの山は北九州国定公園に含まれ、関門海峡の眺望が抜群である。風師山362m。風頭岩峰364m。矢筈山266m。
（登山①）門司港駅→風師山→小森江駅
◆2002年10月20日。小雨がぱらつくあいにくの天気。門司港駅付近の有料駐車場に駐車。
◆レトロな駅舎のJR門司港駅出発11時20分。国道3号線を右に進み約200mで門司税務署。そこにある「風師山」の標示に従い左折すると清滝公園11時32分。公園の中を横切り再び車道に出る。しばらくその車道を登っていくと（途中車道が分かれるが、すぐに一緒になる）無線中継所横の展望台12時20分に着く。
◆すぐに車道は終わり、企救自然歩道を歩いていくと消防無線塔（ベンチやトイレも）がある。そのまま50m進んだところが風頭岩峰（12時45分）で一番の展望の場所。響灘から小倉市街、真下には岩流島、そして行き交う船などすばらしい眺望。天気がすぐれないので早々に昼食を摂った。
◆13時10分出発。一旦下った後、ひと登りで一等三角点の風師山(362m)（13時15分）。やはりここも風頭岩峰に劣らぬ景色。そのまま尾根をたどり、右折して小森江方面に下山。国道3号線の小森江バス停着14:00。JR小森江駅から門司港駅へ。
（登山②）小森江子供の森公園→矢筈山→風師山→小森江子供の森公園
（アクセス）
・小月インターを出て国道2号線を下関方面へ。関門トンネルを抜け、国道3号線を進む。門司港駅付近を過ぎ、関門トンネルから約4.5kmの所にある小森江口交差点で左折して道なりに進む。
・途中の分岐は「矢筈山キャンプ場」方面へ左に進む。交差点から800mで「小森江子供の森公園」に着く。
・入口の先20mで左折して下るとすぐ駐車場に着く。約20台は駐車でき、トイレもある。なお、直進する車道が矢筈山にむかう道である。
・駐車場前には北九州水道遺産の「小森江貯水池」がある。
   
（小森江子供の森公園入口） （駐車場へ下る） （駐車場） （小森江貯水池）
（登山）
◆2016年11月2日。駐車場10時40分出発。手前の車道をひたすら矢筈山（キャンプ場）まで登る。すぐにゲートのすきまを通る（10時52分）。
◆途中、風師山への分岐①（山道）が分かれているがそのまま車道を上がる。また風師山への分岐②があるがここもそのまま車道を上がる。ただ、矢筈山から下る際にはこの分岐②から風師山への山道に入る。写真のように「風師山登山口」の案内板がある。
   
（ゲート） （風師山への分岐①） （風師山への分岐②） (分岐②の案内板)
◆くねくねした車道を登っていくと突然「矢筈山キャンプ場」に着く。トイレもある。手前左の道を上がると「矢筈山山頂（砲台跡）」11時11分。横切って少し進むと足元に換気口が並んでおり、下に堡塁跡が見えた。
◆車道を下り、分岐②から風師山への山道に入る（11時22分）。明るい穏やかな道を下ると鞍部に、登ってきた車道に出る道が分かれているが、そのまま直進する。ここからしばらくは登りが続き疲れる。
◆ようやく尾根道（企救自然歩道）11時47分。左折して風師山へ向かう。
   
（矢筈山・砲台跡） （堡塁跡） （鞍部） （尾根道）
◆尾根道を少し登るとアンテナがある「風師南峰」11時55分。すぐに「風師山」12時00分。関門海峡がよく見える。そのまま少し下ると下山時に利用する分岐がある。その先で清滝公園方面からの道と出会う分岐があり、左に上がるとすぐに「風頭岩峰（展望広場）」12時07分着。ここで昼食にした。
   
（風師南峰） （風師山） （下山時利用の分岐を直進） （左に上がると風頭岩峰）
◆関門海峡や響灘、下関や門司・小倉の市街地が一望できるすばらしい眺望である。足立山や貫山もよく見えた。大きな双眼鏡を持ちひたすら鳥を追いかけている人が数名いた。
◆頂上発12時45分。風師山手前の分岐から小森江方面に下った。駐車場着13時08分。
   
（風頭岩峰） （巌流島方面） （関門大橋方面） （風師山登山口に出る）
（気付き）
・下関インターから関門トンネルに向かうこともできるが、このインターはかなり複雑なので小月インターで出て印内交差点からトンネルに向かった。
・門司インターから北九州高速4号線に入り、大里インターを出て門司駅付近の国道3号線に出ることができる。国道3号線を1～2km門司港方面に戻ると小森江口交差点に着く。
・門司駅付近には以前利用したことがある「もじ楽の湯」がある。
・「矢筈堡塁跡」は明治時代に関門地区防衛を目的に構築された「下関要塞地帯」の一つである。要塞にはいくつかの砲が据えられていた。現在は砲台跡を丸ごとキャンプ場として利用されている。当時の兵舎や地下壕、弾薬庫などがそのまま残っている。
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