兜山・岩屋山（高山）・長浜山

・秋穂二島の兜山古墳（兜山）から岩屋山（高山）・長浜山山頂を経て潮寿荘まで歩く。このルートは「臼美（うみ）歩道」と名付けられ、「やまぐち森林作り県民税」で整備され昨年供用開始されたものである。標高101mの岩屋山山頂からは山口湾の絶景を楽しむことができる。総延長1660m。木製の階段や立派な木製ベンチがいたるところにある。

（アクセス）
・防府東ICから下関方面に約7.5kmで小俣交差点。左折して25号線を秋穂方面に進む。5km先で右折（道の駅秋穂方面）して約4.4kmで惣在所交差点がある。ここを左折して秋穂二島方面に進む。
・惣在所交差点から約1kmの所で右に分かれた細い道に入る。ここが一番迷う所。写真のように「美濃海浜広場」の標示がある。ここから約2.4km進むと「兜山古墳入口」の看板があり右角に数台駐車できるスペースがある。「臼美歩道駐車場」との表示もある。

　　　（細い車道へ）　　　　　（この看板に注意）　　　（古墳入口看板・駐車場）

（登山）
◆2022年4月3日（日）。古墳入口看板がある所の駐車場10時33分出発。看板に沿って300m進むと変形5差路交差点がある。先ず左に上がるとすぐ兜山山頂の古墳に出る。素晴らしい景色が広がっていた。

　　　（駐車場）　　　　　　　　（変形交差点）　　　　　　（兜山・古墳）

◆変形交差点に戻って岩屋山に向かう。入口にきれいな「臼美歩道案内」がある。木々が伐採された明るい遊歩道を登る。展望がきく所にはベンチがある。
◆岩の多い尾根道を登っていくと岩屋山（高山）山頂10時57分。360度の大展望で、火の山やきららドーム等が見える。一旦下って登り返すと80mピーク。

　　　（案内板）　　　　　　　（遊歩道）　　　　　　　　　（岩屋山）

◆ピークから下っていくと次第に景色が見えなくなる。ベンチのある平坦な所が長浜山11時17分。岩屋山で食べればよかったと後悔しながらベンチでおにぎりを食べ11時32分出発。
◆ゆるやかに下っていくとすぐ広場があり、その下に潮寿荘が見える。車道に出て地図のように左周りに回って西側の海岸へ。

　　　　（長浜山）　　　　　　（潮寿荘）

◆海岸沿いの舗装路を南下し、途中から砂浜に出て歩く。砂浜に大きな岩が目立つ所を過ぎてさらに歩くと石積みの立派な波戸がある。ここを上がって車道を東に進むと変形交差点に出る。駐車場着12時25分。波戸から上がって車道を海沿いに進んでもよい。

　　　（砂浜を進む）　　　　（石積みの波止であがる）　（上がって海から離れる）




（気付き）
・山登りというより遊歩道のウオーキング。わざわざ砂浜を歩かずに車道を戻ってもよい。
・県民税を使っての整備（大がかりな伐採、豪華なベンチ設置、木製階段設置・・）はありがたいが、はなぜかすっきりしない。頂上からの景色は楽しみたいのだが、これほどまでの大規模な伐採等は本当に必要なのだろうか。昨年供用された遊歩道だが、すでに新芽が出て50�p位に伸びていた。数年後には展望がなくなるが、恒久的に整備され続けられるのだろうか。今日は春休みの日曜日で、植樹された桜も満開だったが誰にも出会わなかった。結局、業者に対しての税金を使った景気対策ではないのか。

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