方面山・東方便山（山口市）

・山口市仁保付近にある丘陵でピークの方面山は320m、東方便山は360mである。有名な東鳳翩山とは異なる。方面山の方が低いが東方便山より圧倒的に眺望が素晴らしい。

（アクセス）

・山口市街から9号線を北上し「仁保入口交差点」で右折し376号線を進む。2km先の峠を越えたあたりの右に登山口があり数台駐車できるスペースがあるが、案内板に「駅前のスペースに駐車してください」と記されていたので仁保駅へ向かった。登山口から200m先に「仁保駅バス停」があり、ここから左に入るとすぐ仁保駅に着く。

　　（仁保駅前に駐車）

（登山）

◆2017年3月15日。仁保駅出発10時12分。国道に出て右に200m進むと左側に林道入口があり、そこが登山口10時18分である。右に広い資材置き場があり、左に数台駐車できるスペースがある。

◆そのまま広い林道をひたすら歩く。轍がかなり深くなっているので普通の車で登るのは難しいだろう。林道途中での分岐（10時28分）は左に進む。

　（仁保駅を出て右へ）　　　（登山口・林道入口）　　　　　（案内板）　　　　(林道の分岐は左へ)

◆さらに林道を進むと左の景色が開け、その辺りから道が狭くなり管理用の舗装歩道になる。アンテナ鉄塔10時43分。南側の眺望が素晴らしく休憩に最適な所である。
◆その後はロープをたどりながら急な山道を登ると方面山山頂10時52分。広く伐採され素晴らしい展望地になっている。ほぼ360度見渡せるもののあいにくの曇り空で風が冷たい。ただ、目指す東方便山はすぐ先に見えた。

　　　（舗装歩道）　　　　　（アンテナ鉄塔）　　　　　（方面山山頂）　　　　　（目指す東方便山）

◆シダが茂ってやや分かりにくいが頂上から左に下る。すぐ先にトタン屋根の崩れたトイレがある。小さなピークを越えてさらに大きな中間ピーク（手前で右下から登山道が合流している）を越え、シダをかき分けて急坂を登ると東方便山山頂11時10分着。

◆ここはあまり伐採されておらず木々の間からの展望しかない。踏み跡があまりはっきりしない道をさらに5分進むと展望岩（11時15分）に着く。ここも木々が茂っていて展望はイマイチなので、そのまま引き返す。

　　（東方便山山頂）　　　　　　（展望岩）

◆展望のよい方面山（11時40分）まで戻るとやや天気が回復したので食事にした。蕎麦ケ岳、真田ケ岳、白石山、狗留孫山、鴻ﾉ峰、東西鳳翩山等これまで登った山々が満喫できる、と本に書いてあったものの低い雲でさらに急に雨模様となり急いで下山開始（12時00分）。仁保駅12時27分着。

　　（方面山から）　　　　（パラボラアンテナ群）　　（山口ふれあい館）

（その他）
・「山口ふれあい館」内にある「宮野百円温泉」で入浴した。以前は奥湯田温泉と呼ばれていたらしい。名前の通り入浴料は100円で、ロッカーは10円必要だが後ほど戻ってくる。もちろん石鹸・シャンプーはない。こじんまりした温泉だがヌルヌルしたいい温泉である。平日の午後だったが近くのお年寄り7〜8名が入浴中だった。土日は混雑するかもしれない。

・「仁保入口」から9号線を200m北上し、そこから左の196号線に入る。さらに約2km進むと右手に「山口ふれあい館」がある。
山一覧へ