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聖山・高岳（広島県）
・聖山(1113m)、高岳(1054m)は、三段峡の最奥地、聖湖の上に連なる山である。特に高岳山頂から眺める箱庭的展望が有名である。
（アプローチ）
・中国道「戸河内IC」から国道191号線を約25km北上する。「いこいの村ひろしま」入り口、その先の「いこいの森キャンプ場」入り口を数分過ぎ、道戦峠で左折する（「八幡高原聖湖」の大きな案内板がある）。約3分で聖湖。樽床ダムを渡ると駐車場がある。
（登山①）
◆2009年5月31日。長男と二人。
◆駐車場11時08分発。約200m先から聖山方面（左上）への林道を登る。とても美しいミズナラの林の中を気持ちよく歩く。十文字峠11時40分。左に進入禁止の林道が分かれており、そこから右の山道に入る。赤いテープがあり、「聖山」の小さな板がかかっているだけなので注意を要する。
   
（道戦峠左折） （駐車場） （聖山へ） （十文字峠）
◆ここからも非常に歩きやすく傾斜も穏やかな道が続く。高岳への分岐（12時03分）を直進し、「聖山」山頂12時07分。三角点があるだけで展望は全くない。そのまま1分直進したところの展望広場で昼食した。岩の上からは日本海が望めるとガイドブックにあったが、ガスがかかったうえに周囲の木々が茂っていて視界ゼロ。中高年10人ばかりのグループが丁度出発の支度をしていた。ここでいつもの食事をする。
◆聖山頂上12時40分発。高岳への分岐に戻り、高岳への縦走を開始する。多少のアップダウンはあるが、遊歩道のような歩きやすい道である。ただ、1011mピーク前の10分ばかりの急坂はかなりキツイ。1011mピーク13時20分。すぐに匹見分岐（13時30分）がある。ここを右に折れ、美しいブナ林を進む。ここからも少しアップダウンはあるが、快適な縦走路である。最後にやや急な坂を上り「高岳」頂上14時00分。臥龍山・深入山・恐羅漢山と眼下の聖湖を一望に眺めようと期待したが、あいにくのガスで視界は全くなし。
◆聖湖へ向かって下る。所々急坂はあるが、広葉樹の明るい尾根を楽しみながら下ることができる。木造の橋を渡ってさらに進むと舗装路に出る（高岳登山口14時32分）。右折して聖湖沿いの舗装路を歩き駐車場15時00分着。
   
（聖山山頂） （匹見分岐） （高岳山頂） （快適な下山路）
（その他）
・登山口駐車場にトイレがあったものの使用禁止になっていた。「いこいの森キャンプ場」のトイレを利用するとよい。
・コンビニは戸河内ICを出たあたりに2店舗あるのみ。
・咲き始めのナルコユリ、イワカガミの新葉、ギンリュウソウ等があった。なにより木々の緑が鮮やかだった。秋の紅葉もいいだろう。
・熊の生息地である。縦走路に「西中国山地クマ研究会」の標識があった。
・駐車場は三段峡の最奥地であり、5分で「三ツ滝」、15分で「竜門」に行くことができる。
（聖湖）
（登山②）
◆2009年6月14日。職場の同好会関係総勢15名。
◆駐車場10時00分発。聖山11時20分着。その先の展望広場で昼食。天気はいいものの、北方の山々がわずかに見える程度。聖山発12時00分。
◆高岳山頂着13時40分。眼下の聖湖、目の前の深入山、雄大な臥龍山とその奥の掛頭山（アンテナ）などのコントラストが素晴らしい。ただ近くに見えるはずの恐羅漢山や十方山等は木々がじゃまをして見えないのが残念。しばらく景色を堪能した後、前回と同じコースで下山し、駐車場15時15分着。
◆「いこいの村ひろしま」で入浴。500円。
   
（駐車場） （高岳からの景観） （高岳山頂） （いこいの村ひろしま）
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