行者山(広島県)
・頂上に石鎚神社が祀られ、その参道として登山道はよく整備されている。岩登りのトレーニングができる山でもある。3つの鎖場があるが、しめ縄が張ってあり一般の登山者はそれを利用せず回り込んで登ることになる。山頂(314m)も西の岩峰(玖波槍)も景色は素晴らしい。西に下山すると「憩いの森」や「錦竜ノ滝」を楽しむことができる。北に縦走して下ると、傘山登山口がある。
(登山@)石鎚神社→行者山→玖波槍→谷和林道→錦竜の滝
◆2008年4月12日。国道2号線玖波「新恵川橋」交差点を数分北上し(県道42号線)、高速道の下付近の広い路側に駐車する。
◆駐車場所発10時05分。駐車場所の道路の反対側の橋を進み、渡り終わって右に下ると大歳神社手前に案内板がある。ここからは細い道となり、案内板に従って神社の裏手に回る。畑の中を歩くとやがて石鎚神社神田山教会(10時20分)。
(駐車場所) (案内板) (石鎚神社神田山教会)
◆石段を登り、本殿の右側建物の裏手に回り(下方にトイレ)、丸太や瓦の階段をジグザグに登る。やや急だが整備された明るい登山路である。鳥居をくぐってしばらく歩くと「天狗の力水」(10時32分)。
◆ここから先に3ケ所の立派な鎖場があるが、いずれも修行用であり登山者はその左側の岩場を登っていく。高所が苦手の自分でも大丈夫だが注意は必要。
◆3つの鎖場を通過するとまもなく西山社からの山道と合流し右に登る。途中第3の鎖場がよく見え、すぐに行者山山頂(314m)11時00分。立派な神社が祀られている。すばらしい360度の大展望。西にある岩峰(玖波槍)に一人の男性が立っていて、誘われるようにそのまま西に進んだ。
◆一端下った後少し登り返して西の岩峰(玖波槍)11時10分。途中に西山社方面に下る道がある。素晴らしい景色を堪能するためここで昼食にした。眼下にコンビナートや瀬戸の島々、東に経小屋山や河平連山、西に忠四郎山、北に傘山等の大展望。ただ、岩の上はやや怖い!
(第3の鎖場) (頂上) (西の岩峰から行者山)
◆西の岩峰(玖波槍)12時10分、北へ縦走開始。なかなか快適な縦走路である。一端小さいピークを登り、その後356m峰の左側をトラバース気味に下ると谷和の林道に出る12時35分(傘山登山口はこの林道を50m上った所にある)。
◆林道手前を鋭角に曲がり左下に下って沢沿いの道を「憩いの森キャンプ場」方面へ進む。途中の二箇所、右に進む道があるが、そのまま憩いの森方面(川の左岸)に進む。キャンプ場で西山社方面への道が左に分かれているが、今回はそのまま川沿いに下る。キャンプ場からの遊歩道は実に綺麗で歩きやすい。トイレもある。
◆「錦竜の滝」(13時15分)を過ぎ、砂防ダム下の赤い橋を渡ると車道に出る。ここには駐車場と簡易トイレがあり「忠史郎山・大鉢山」の案内板がある。車道を下り山陽自動車道をくぐって右折し2車線の道路に出る(黒川2丁目交差点)。左折しそのまま東に進むと県道52号線に出る。少し北上して駐車場所着14時10分。
(傘山登山口) (林道手前を下る) (キャンプ場)
(登山A)石鎚神社→行者山→玖波槍→谷和林道→憩いの森→展望台→西山社
◆2009年1月31日。長男・次女と。憩いの森キャンプ場までは前回と同じルート。そこから西山社方面に下った。途中、展望台にも登った。
◆高速道下駐車10時50分。石鎚神社神田山教会11時05分。鳥居11時10分。天狗の力水11時20分。行者山山頂11時48分(昼食)12時30分。玖波槍12時43分。谷和の林道13時10分。憩いの森キャンプ場13時35分。
◆広々としたキャンプ場の分岐を左に進む(直進は滝方面)。緩やかに300m(約10分間)登っていくと右への分岐(展望台方面)がある。往復20分程度なので展望台まで登る。展望台13時53分。北側の展望はあまり良くないが、目の前に瀬戸内海が広がっていて気持ちがいい。東屋やベンチもある。行者山と玖波槍が目の前に見える。
(キャンプ場分岐を左に) (展望台へ) (展望台) (左は玖波槍、右は行者山)
◆再び下山道に戻る。しばらく下ると縦走路への分岐(14時07分)がある。頂上への分岐を過ぎるとやがて西山社(14時24分)。ここから鳥居をくぐって登るコースも有名である。メイプルヒル病院西側14時28分。左折し、高速道路沿いの道を東に進むと駐車場所(14時35分)に着く。
(西山社) (メイプルヒル病院西の登山口)
(登山B)石鎚神社→行者山→玖波槍→谷和林道→憩いの森→錦竜滝→展望台→西山社
◆2009年2月21日。職場関係の15名。前回とほぼ同じルートだが、錦竜の滝を見学し、展望台を経由して下山した。
◆玖波駅10時04分。大歳神社10時17分。石鎚神社10時30分。行者山11時20分着。昼食後出発12時07分。玖波槍12時20分。谷和の林道12時57分。キャンプ場13時16分。キャンプ場から展望台には向かわずそのまま川沿いに下る。
◆200m程度川沿いに下ると展望台への登山路があるが、そのままさらに200m下り「錦竜の滝」。川の中の石を伝って反対岸に渡ると滝の全貌が見える。高い滝ではないが、周囲の景色と調和して美しい。200m戻り展望台に登る。階段の連続でかなり疲れる。展望台14時05分。その後は前回と同じルートで下る。西山社14時45分。病院前を渡って玖波駅15時05分着。
(行者山山頂) (錦竜の滝)
(登山C)石鎚神社→行者山→玖波槍→谷和林道→憩いの森→西山社
◆2013年3月16日。陽気に誘われて。憩いの森から展望台には寄らず西山社へ。玖波槍は素晴らしい!
(登山D)石鎚神社→行者山→玖波槍→(戻って下り)峠→展望台→西山社
◆2015年1月5日。総勢11名。玖波槍から行者山との中心付近に戻り、そこから、西山社とキャンプ場を結ぶ道に下った。キャンプ場方面に200m登ると「峠」に着き、そこから展望台で景色を堪能した。初登山ということで、行者山頂上で「おしるこ」を食べた。下山後は「べにまんさくの湯」へ。
(行者山山頂)
(登山E)石鎚神社→行者山→玖波槍→(戻って下り)峠→展望台→西山社
◆2021年2月22日。長女と一緒に前回と同じコースを歩いた。登山口から民家の間を通って登っていくと新幹線付近にまで来てしまい、道を間違えたことに気付いた。途中道標が倒れていたのを見逃してしまった。
◆峠から西山社へ下る道は後半、樹林の中を歩く所があり、やや道が分かりにくい。
◆帰路「宮浜温泉べにまんさくの湯」に寄った。750円。
(玖波槍で)
(「大竹やまの会」より)
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