極楽寺山（広島県）

・山頂付近には毛利元就が再興した真言宗の極楽寺があり、古くから霊山として登られていた。また、頂上一帯は「憩いの森」となっており、池やキャンプ場、遊歩道が整備されていて、車で近くまで登ることもできる。

 

（登山①）平良登山口往復
（アクセス）
・山陽道廿日市ICから国道2号線に出、広島方面に進む。上平良交差点の次の速谷交差点で左折し、すぐに鋭角的に右折する（シューズアイランド手前）。橋を渡り、ガソリンスタンドの裏を通り、道標「極楽寺山方面→」に従って進むと極楽寺平良登山口（交差点から300m）。ただ、周辺は狭い車道で駐車場所がなく、速谷交差点を南に20mばかり下った所にある駐車場（中学校体育館の駐車場？）に停めた。

（登山）
◆2008年7月27日。駐車場所8時16分。国道を渡り平良登山口（8時24分）。雑木林の中を進むと旧道（バイパスの測道に出る旧道で4丁･5丁･6丁の石柱がある）と合流する。すぐに7丁塚があり、その後は何丁と記された石柱が頂上（37丁）まで続いている。風が全く無く、直前ににわか雨が降ったようで非常に蒸し暑い。

◆やがて山陽自動車道にかかる極楽寺橋を渡る（8時45分）。セメント階段を上った所で宮島SAからの道と合流する。さらに100m登ると左手に展望地①があり瀬戸内海や島々を眺めることができる。穏やかな道も徐々に上り坂になり、石段が現れ始めると26丁の祠に着く（9時25分）。ここも大展望地②だが風も無く暑い！
◆10分程度で四等三角点があり、この先からやや傾斜が穏やかな道になる。
image006image007image009image011
　　（駐車場所）　　　　　　（登山口）　　　　　　（極楽寺橋）　　　　　（展望台）

◆原コースの道と合流する辺りから広くなだらかな原生林の参道となる。35丁を過ぎ、三宅（廿日市市街地）コースから合流する場所に仁王門がある（9時55分）。仁王門をくぐり石段を上がって行くと極楽寺本堂・阿弥陀堂のある661mの極楽寺山頂着（9時55分）。三角点はない。側の東屋からは宮島や広島湾が見渡せるはずだが、あいにく靄がかかって殆ど見えなかった。トイレや自販機があり、寺関係者の自動車もあった。昼食には速いので冷たいビールで乾杯！
◆本堂から車道を300m進むと駐車場があり、そこから階段を100m登って展望広場へ。ここが最高点で693m地点。さらに20分ばかり下ると蛇ノ池だが、今回はここまで。
◆本堂を10時35分に下り始め、登山口11時35分着。
image013image015image017
　　　（仁王門）　　　　　　（山頂661m）　　　　（展望広場693m）




（登山②）平良登山口―頂上―佐方SAへ下山
（登山）

◆2008年9月7日。前回と同じ場所に駐車。その後バイパス南側の道路を数分歩き、平良第3号トンネル（案内板あり）をくぐって平良登山口9時47分。極楽寺橋10時08分。26丁の祠10時45分。原分岐11時01分。極楽寺11時20分。
◆車道を300m進んだ所の駐車場から右上に階段を100m登り、「展望広場」で昼食（11時36分～50分）。その後500m下って「蛇ノ池」（12時00分）へ。車で登ってきた人達がバーベキュー（管理棟で用意している）を楽しんでいた。管理棟から車道を数分登り返し、駐車場（12時15分）から極楽寺本道へ戻る。
image010image012
（平良第3号トンネル）　　　（蛇ノ池）

◆極楽寺本堂発12時25分。仁王門下の分岐を「廿日市市街地」方面へ左折する。崩落地の長い階段を下り、東屋を過ぎるとやがて小さな沢を渡る（12時45分）。下山路は中国自然歩道でありよく整備されている。沢を渡ると傾斜も穏やかになり数分後分岐（12時53分）に出会う。左に「中国自然歩道」の案内板があり、これは広島工大方面（貴船原横断橋）の道である。今回は右にとり「佐方」方面へ下る。緩やかな自然林を下り「佐方橋横断橋」13時06分。やがてビニールハウスがある車道に出る（13時18分）。車道を横断し、住宅の中を佐方川沿いに下るとバイパス「佐方パーキング」下（13時25分）に着く。
◆佐方パーキングの南側下にある車道を西に歩き、駐車馬場13時45分着。

image014image016image018                                                                                   はし
（崩落地の階段）　　　（分岐を佐方方面へ）　　　（車道を横断）

（その他）
・登山ルートとしては、今回のコース以外に、①広島工業大学付近から登り山門に出る五日市三宅コース②原小学校付近から登る原コース③山陽道宮島上りSAから往復するコース⑤アルカディアビレッジ（2019廃業）からのコース（頂上から下ると1時間15分）等がある。
・「佐方パーキングエリア」に駐車して登山することもできる。上り線と下り線は横断橋で繋がっている。また駐車場から直接一般道に降りることもできる。
・バイパス南側の測道は、平良第3号トンネル付近の駐車は難しいが、さらに東にある平良第1号トンネル付近には数台駐車可能である。



（登山③）平良登山口―頂上―佐方SA下山
（登山）

◆2008年9月21日。職場関係の5人。前回と同じコース。ただ、今回は平良第1号トンネル付近に駐車した。速谷交差点では、バイパス上り車線からバイパス南側道には直接入れない。速谷交差点を右折し、やや細い車道を進み、（信号）交差点で左折する。さらに数百メートル先のセブンイレブンがある交差点で左折するとバイパスの側道に出る。側道を速谷交差点方面に少し戻り「平良第1トンネル」入り口に駐車。
◆平良第1トンネル9時48分。平良第3トンネルをくぐり平良登山口9時57分。極楽寺橋10時20分。極楽寺11時44分。展望広場で昼食し、蛇ノ池を見学して極楽寺13時08分。佐方SA14時23分。駐車場所14時35分。
◆宮浜温泉「べにまんさくの湯」で汗を流した。

 

 

（登山④）宮島SAから往復

（登山）

◆2020年4月19日（日）。宮島SA出発9時10分。トイレ横から北側の道に出て右折する。300mばかり高速道路の側を進むと（途中左に階段があるがそこは登らない）目の前にかなり急な階段が現れる。登り切った所で極楽寺橋方面からの登山道と合流（9時20分）する。

◆ここから先は（登山①）参照。途中「あと60分」「あと40分」「あと20分」の大きな看板が立っていた。休憩をとりながらゆっくり登り極楽寺山頂11時00分。ここで昼食にしようと思っていたが、展望台のベンチに「火気禁止・飲食禁止・大声禁止」の張り紙があったので、その先の展望広場まで行って昼食にした。

　　　（駐車場から出る）　　　　　　（急階段）　　　　　　　　（宮浜グランドホテル）

 

（気付き）

・新型コロナ感染症の拡大で全国的に外出自粛が要請されていた日曜日。宮島SAは閑散としていた。しかし、登山者はかなり多かった。まあ、パチンコに行くよりはいいだろう。

・よく行く「べにまんさくの湯」はコロナ対策で休館だったが、宮浜グランドホテルの外来入浴は行っていたのでここで汗を流した。ここ客は全く見えず、温泉は貸し切り状態だった。タオル込みで800円。


山一覧へ