（安佐）岳山（広島市安佐南区）

・岳山（521m）は山頂に室町時代の山城（武田弾正と伝えられる）跡があり、眺望も素晴らしく、地元の人に親しまれている秀峰である。「久地の千年杉」も一見の価値がある。

（アクセス）

・山陽道五日市ICを出て約3.8km先の「大原下橋南詰交差点（大原駅の先100m）」までアストラムラインの下を進む。この交差点で左折してさらに38号線を約3.5km進むと「戸山別れ交差点」に着く。
・下図のように左に入り、さらに左に上がると高速道路の側道に出る。最初の橋を渡って左に進んでもよいし、二番目の橋を渡ってもよい。二番目の橋を渡った所が登山口で7〜8台程度は駐車できる。

　　　　　　（登山口への道）　　　　　　　　　　　　　　（登山口）

（登山�@）

◆2017年4月19日。登山口10時35分出発。林道を5分進むと左にため池があり、ここは直進して山道に入る。ため池の側によく整美されている簡易トイレがある。

◆千年杉への分岐（10時43分）で左に下る。「ここから展望台まで約1km。直進のコースより300m長いが比較的なだらかな尾根コース」と記してある。

　　（駐車場出発）　　　　　　（ため池横を直進）　　　（千年杉への分岐）　　　　　（分岐標示）

◆分岐から少し下って瀬を渡り、ロープの張ってある急坂を登るとすぐ「千年杉」（10時48分）。樹高40.3mで主な幹が7本もある立派な杉である。根張を保護するための鉄製の階段を登る。

◆急坂を少し登るとすぐ尾根に出る。歩きやすい尾根を登ると岩の多い383mピーク（11時00分）。その後はよりなだらかな尾根を快適に歩く。後半、急に傾斜がきつくなり数分そこを登ると「のろし台」（11時20分）に出る。

◆南面の展望が広がる広場になっており、目の前に広島南アルプス（鈴ケ峰・鬼ケ城山・大茶臼山・丸山・火山・武田山）が見える。白木山、安芸小富士、宮島弥山、東郷山、野呂山等も遠くに望める。北側の展望台には大木に梯子がかかっていた。

　　（千年杉への坂）　　（千年杉）　　（のろし台南面）　　　　　（のろし台北面）

◆220m先の岳山山頂に行ってみた。少し下って登ると「岳山山頂」（11時29分）。山城跡らしい趣はあるが、さほど展望がないのですぐ「のろし台」に戻った。

◆「のろし台」でゆっくり景色をたのしみながら食事にした。途中で中高年の登山者3名に出会ったが、土日には多くの登山者で賑わうのだろう。

◆下山開始12時20分。くすの木台方面に1分進み、右下に下った（「城下橋登山口への下山路」とある）。

◆最初少しだけ急な坂だが徐々に穏やかな下り道となる。千年杉への分岐を経由して登山口12時45分着。

　　（岳山頂上石碑）　　　　　（岳山山頂）　　　　　　　（右に下る）　　　　　　（案内板）

（その他）

・広島県には府中市にも「岳山738.6m」がある。

・広島バスセンターから広電バスの「くすの木団地行き」に乗り、戸山別れにある「幸ﾉ神バス停」で下車してもよい。

・「のろし台」を直進して「くすの木台登山口」に下山した時には、そこからバスに乗車できる。あるいは30分かけて「幸ﾉ神バス停」まで歩いてもよい。

・「安佐北区」と記してあるHPもある。南区との境かもしれない。

・登山ルート

（登山�A）

◆2018年1月28日。総勢10名で、前回と同じルートを歩いた。展望は全く無かったが、程よく雪が積もった道を楽しく歩くことができた。

◆下山後は、安佐南区にある「満天の湯・温泉家」で温まった。交通科学館西交差点近くにある。内湯のみの基本料金は430円、露天風呂やサウナを利用すると900円。

　　　（頂上で）　　　　　（満天の湯・温泉家）

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