64．廃油カラーキャンドルを作ろう

・2020年7月。職場の子ども達と一緒に天ぷら廃油でカラーキャンドルを作ってみた。

（準備物）

・新聞紙、廃油（天ぷら油）、コーヒーフィルター、たこ糸（径2㎜）、ハサミ、コンロ、ローソク、ローソクをかす器、鍋、紙コップ、割箸、輪ゴム、クレヨン、カッター、温度計、アロマオイル、ライター、秤、凝固剤、成形用容器、お湯など

（作り方）

①廃油（天ぷら油）をコーヒーフィルターでこす。

②たこ糸20㎝（一人）を溶けたローソクの中に入れ、新聞紙上で乾かす（直線）。＊湯せんで行う

③廃油キャンドルを作る容器を用意する（芯をはさんだ割箸の両端を輪ゴムでとめる）。

④紙コップにクレヨンを削って入れる（3～4色位）

⑤鍋に廃油を入れて80度～90度に加熱し、凝固剤を入れてかき混ぜる（500mlに３0g程度）。

⑥凝固剤が解けたらクレヨンの入った紙コップに入れて混ぜる。

⑦すぐ成形用のガラス容器に入れる。2色にしたい時は下が固まってから上を入れる。

　＊ここでアロマオイルを入れてもよい。

　＊かき混ぜると2色の境目が分からなくなる。

　＊残りは湯せんで温めておく（溶けたままに）。

⑧30分以上待ち、芯を適当な長さに切る（芯が抜けないように）。

　（完成）

（参考）

・4人で500～600mlの油を使用（一人でキャンドル二つ）。

・ローソクを入れた容器を直接火にかけないこと。蒸気に火がつくこともある。

・凝固剤を入れると40度位で固まる。

・凝固剤は多めに入れる。1.5～2倍。

・タコ糸をそのまま芯にすると、キャンドルが溶ける前に燃え尽きることが多い。

・タコ糸を凝固剤を入れた廃油に漬けてもよいが、油がしみこんで切りにくく扱いにくい。

「廃油凝固剤」は廃油を可燃ごみにするためのもので、キャンドルを作るためのものではない。点火中は十分注意すること。