62．浮沈子（ふちんし）を作ろう

・浮沈子は昔からよく作っていったが、先日「回転する浮沈子」があると知ったので早速作ってみた。また、実際に子供たちと一緒に作った。

(準備)

・タレビン(魚型・円筒型)、マジック、金属ナット、柔らかい針金、ペンチ、ペットボトル（炭酸系）、千枚通し、ピンセット、水量

調節容器など

（作り方）

①魚型タレビンの口にナットをはめ、マジックで色を塗る。

②タレビンに水を吸い込み、水の入った容器に浮かべてみる。尾の先が少しだけ出るようにタレビン内の水を調節する。

③円筒型タレビンの首に重りとして針金を巻き、回転が分かるようにマジックで色をつける。

④横の両側に接線方向に千枚通しで小さく穴を開ける。

④水の入った容器に浮かべ、底が少しだけ出るようにタレビン内の水を調節する。

⑤それぞれ水で満たしたペットボトルに入れて横を押すと、力加減によって浮き沈みする。円筒型は回転する。

（なぜ浮くの？）

・ペットボトルを押すとタレビンの中の空気が落ちつぶされ（体積が小さくなり）、浮力が小さくなって沈む。手を放すと空気が元の大きさになり浮く。

・ペットボトルを押すとタレビンの中に水が入り、重くなって沈むと考えてもよい。

（参考）

・タレビンは100均にあるものを使用。

・金属ナットは「Ｍ５（穴の大きさが5㎜」。

・タレビンの中の空気が多いほどわずかの力で沈む。

・円筒型のタレビンは蓋をしたままにする。蓋を外すと水量調節の際に水が出てしまう。

・円筒型タレビンに開ける穴は水が入っている所に開ける。

・タレビン内の水がギリギリだと沈めた時に水圧で浮き上がらなくなる時もある。

・2020年3月に子ども達とやってみた。